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プロフィール・予定
在英ジャーナリスト&メディア・アナリスト。英国のメディア事情や社会・経済・政治事情を新聞業界紙、朝日新聞社「Journalism」、放送批評懇談会の「GALAC」、経済誌、WEBRONZAなどに寄稿。ニュースサイト「ニューズマグ」(http://www.newsmag-jp.com/)運営。著書は『英国メディア史』(中央公論新社)、『日本人が知らないウィキリークス (新書)』(共著、洋泉社)など。今年6月、一時帰国の予定です。取材執筆、講演などのご依頼は、ginkokoba@googlemail.comにご連絡ください。 ツイッター
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2010年 01月 11日
ツイッターで元気の出るつぶやきを発信しているジャーナリストの神田敏晶さん @knnkanda (著書「Twitter革命」など)が、ある番組への出演をスポンサー(東京電力)からの依頼でキャンセルされていたことが分かった。そして、なんとその理由は、神田さんが6年前に書いたブログ(らしい)のである。
この経緯を神田さん自身がブログで書いている。 6年も前のブログでニッポン放送?東京電力?からドタキャンをくらう話。 http://knn.typepad.com/knn/ ブログによると、年末に番組出演依頼を受け、これを承諾。今月11日、出演のために出かける直前、放送局から電話をもらい、キャンセルの件を聞いて驚愕する。放送局担当者は、キャンセルの件を留守電に残していたと説明する。その断り方自体がすでに悪い感じだが、後にメールを受けたところ、「スポンサーの東京電力さんから、過去の発言のチェックが入りまして今回のゲストは見合わせてほしいという要望がありました」といわれる。 過去の発言とは6年前の自分のブログの中での、劣化ウラン弾に関する部分だったらしい。 神田さんのブログで、次の箇所にほろっと来た。 ―こんなブログのエントリを書くことによって、従来のマスメディアからはクライアント保護の立場から、ボクを使ってもらえなくなることも覚悟しなければならない。(中略)幸い、ボクには失うものなど何もない。そして、ジャーナリストである。常に、自分の信じる真実を公表していきたい。― それにしても・・・こんなことが起きるなんて、まったく驚きである。日本はなんとすごいのだろう。英国でもこういうことは起きているのだろうか?もし英国でこういう類の話が表ざたになったら、新聞の1面で大きく批判されるだろう。報道・表現の自由を侵すことになる。第一、「6年前の」「個人のブログ」での、しかもブログ内の記事を読めば分かるが、東京電力を名指しで批判しているわけでもないのに、こんなことになったのである。スポンサーの力が、なんと強いのだろう。(なんだか、報道の自由がないと悪名高き別の国の話のようだ・・・どの国かはご想像にお任せします。) これは東電だけの話ではないだろう。「東電なるもの」の尻の穴の小ささ(失礼!)+官僚主義的発想+スポンサーとしての振る舞い(何をしてもよい)というのは、一種のパターンではないのだろうか? というのは、日本で会社に勤めていたころ、多かれ少なかれ、こういう体験をした。つまり、「東電なるもの」的振る舞いは常に蔓延していた。 日本の新聞やテレビが、この一件を大きく扱って(批判して)ほしいものだ。 追加:以下の記事の担当者が東電に取材したところ、一切キャンセルしてほしいというリクエストを出していないことがわかりました(のようです)。するといったい誰が嘘をついたのか?ニッポン放送担当者?何だか錯綜してきたようです。(付け加えると、こういうことはよくありそうですーつらいですね。) http://getnews.jp/archives/44291 ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
日本的なもの批判かも知れませんが、今回の件に関しては悪質な嘘の流布ですよ。 BLOGの不用意な発言とは言え、削除もせず軽んじてる時点でアウトです。 論理的に、誰もが納得する理由で東京電力を批判したのなら、使うべきでしょう。 神田氏は、原子力発電所から出る廃棄物が、劣化ウラン弾の原料になるとしていたのです。 私でも、これだけ程度がひどい人は、使いたく有りませんね。 電力会社は非常に官僚的だと思いますね。官僚よりも官僚的というか・・・。もっと恐るべきは、そのような電力会社が「安定的で良い会社、エリート的」であるとみなされる日本社会のほうかもしれません。 私も神田さんのブログを拝見させていただきましたが、12日付でフォローアップが載っています。 言論封殺につながりかねないこのような行為を平気で行う日本のメディアはどうしようもないですね。 私はこの件、「言論封殺につながりかねないこのような行為」(歩厘 さん)だと思っています。 ただ、ある意味では官僚的、あるいは細かいことにこだわる部分は、いい時も悪い時もあるようです。潔癖というか、きちんとしたものが好きというかー。結婚制度がまだきちんと存在している部分(きっちり)、書店で本にカバーをするとかー。 神田さんが「事実誤認」したのは、あんまり重要じゃない感じがします。いろいろなことが、細かすぎるーそして時には、言葉を発しにくいというか、言論の自由が少なくなる現象が起きる感じがします。 >ただ、ある意味では官僚的、あるいは細かいことにこだわる部分は、いい時も悪い時もあるようです。潔癖というか、きちんとしたものが好きというかー。結婚制度がまだきちんと存在している部分(きっちり)、書店で本にカバーをするとかー。 最近、その日本の細かすぎる・きっちりしすぎている部分が嫌で、海外脱出を考えている若い世代が多いんですよね。 ttp://d.hatena.ne.jp/elm200/20100109/1263042636 15歳の君たちに告ぐ、海外へ脱出せよ ttp://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-164.html 海外脱出が止まらない ttp://www.chikawatanabe.com/blog/2010/01/foreigner.html#more 異質な外国人であることが普通な世界になってきたこと ttp://www.ladolcevita.jp/blog/global/2010/01/post-302.php 誰でもアメリカ人になれるアメリカ ブログでも海外移住やグローバル化を扱った記事が増えてきましたね。個人的には、日本に満足できない若者が海外でチャレンジしてみるのはいいことなのではないかと思っています。たとえ失敗しても、失敗から学ぶことだってありますし。 言論封殺、なんでしょうか? たとえ仮に先に主張した通りのことが起きていたとしても、公権力を捻じ曲げて圧力を加えたとか、暴力団に依頼したとか、偽りを報道しろ、とか云ってるわけではないですが。 じっさい、神田氏は自由にブログやツイッターを続けているわけで、一般的な国民としての発言の自由は享受しているように思います。 この場合、放送局側に選択肢がある、つまり「金はいらねぇ、とっとと帰れ!」と突っぱねればいいだけのことで、局側にそれだけの骨がなかった、あるいは自分でもクレームに無理がないと思った(神田氏の実績に信頼性がなかった)、ということではないでしょうか。 >神田さんが「事実誤認」したのは、あんまり重要じゃない感じがします。 事実の伝達で暮らしを立てる職種だとそれは。日曜大工なら棚が落ちても笑ってすみますが、本職がやったら食えなくなります。 >追加:以下の記事の担当者が東電に取材したところ、 >一切キャンセルしてほしいというリクエストを出していないことが >わかりました(のようです)。するといったい誰が嘘をついたのか? >ニッポン放送担当者?何だか錯綜してきたようです。 >(付け加えると、こういうことはよくありそうですーつらいですね。) やはり・・・。 そうなのではとちょっと疑っておりました。 まだ事実だと確定したわけではないようですが・・・ こういうことが起こるたびに、 「自主規制」と言う言葉がいつも頭をよぎるんです・・・。 三田村さん 言葉が仰々しくて恐縮ですが(!)、広い意味で言論封殺だと思っています。自主規制も含めて・・・。言いたいことが言えなくなる雰囲気を作るのはまずい感じがします。 今回は、「事実誤認」(とすれば)の件と出演できなかった件は関係ないのでは、と思ったのです。 それと・・これは個人的なものの見方かもしれませんが、ジャャーナリスト(記者)・報道関係者(表現はともかくですが)が事実を誤認する、あるいは誤報道するというのは、非常によくあります。あまりにもありすぎて、もう具体例が出ないぐらい・・・。理屈は大工さんの話、本当に正しいのですがー。程度問題ですが、事実の間違いをしたかどうかはあまり重要なことじゃない感じがしますー繰り返しますが、程度問題ではありますが。 「メ」さん、 ブログのエントリーも読ませていただきました。私自身、真相はわからないんですが、自主規制という要素が今度は出てきましたね。 一般的に、自分の経験では、報道に限らず、自主規制が多い(どこでも)感じがします。会社・社会で。さみしいですね。 ・・・さみしいんですが、付け加えると、それだけ社会が統制がとれている証拠でもある感じもします。新聞の書いていることを一般的に皆さん信じているようです(信頼度が高い)し(それだからこそ、「マスゴミ」とかいって、怒りも高いのでしょうから)。 そこでelmoiy さんのコメントにつながるのですが、こういう要素を息苦しいと感じる若い方は外に出る人もいる・・・のではと思います。 ラジオ番組はスポンサー名を冠した番組が多いですし、この不況のおり、広告収入が減っているマスコミとしてはスポンサーに降りられたら大変という配慮が働いたのかもしれません。 ただ、個人的には、東電が本当にリクエストをしなかったとは思えないんですね。神田さんのブログに書いてあることが本当だとするならば、スポンサーである東電の名を持ち出して嘘をつくほどニッポン放送のサラリーマンが大胆だとは思えないですし。 仮に東電の担当者が「原発に関して発言している人はウチとしてはどうかと思うんですね。ただ、決めるのはウチじゃないですし、ニッポン放送さんにお任せします。」という発言をしたとします。すると、ニッポン放送の担当者は東電から「リクエスト」があったと解釈することになるでしょうし、東電としては「感想」をもらしたことはあっても「リクエスト」はしていないことになります。極めて日本的な意思決定構造が背後にあったことになります。もちろん、真相は分かりませんが。(続く) スポンサー・顧客・取材対象に配慮して「書くべきことを書かない」、「言うべきことを言わない」という現象が日本の言論に蔓延しているように思います。 最後になりますが(これは自主規制したほうがいいかもしれませんが・・・)、私はこの問題に対する全くピント外れのコメントその他が出て来ているのが非常に不思議です。(終) 歩厘さん、 非常におもしろい「仮説」ですね・・・。 (付け足すことがないぐらいです。) 風聞の流布で企業がつぶれることもありますし、企業が悪い噂を防ぎたいのは当然と思うんですよ。それが嘘や憶測によるものなら、否定できない。 一方、報道の自由の障害と思えば、スポンサーを切る選択が、メディア側にはあります。放送局がそれを選ばなかっただけ。 言論の自由は、結局政府がどう出るかが境目だと思うんですよね。国が弾圧したり、暴力・脅迫を見逃したりしてはいけない。 まあ、今の日本民主党政権は、そこを踏み越える勢いですが。 ttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010011800733 『報道の情報源についても調査するとしており、検察の捜査や同党に批判的なマスコミをけん制する狙いがあるものとみられる』 与党の犯罪情報は、一切報道させないつもりだそうです。 三田村さん、 この件、神田さんによると、「先日の東京電力さんの件 。ニッポン放送 編成部さんよりお詫びをいただきました。東京電力さんではなく、編成部さん側の判断ということでした。」 http://twitter.com/knnkanda/status/7981357566 とのことです。お騒がせして、すみません。 ただ、「陰謀」説は残るかもしれませんが。それにしても、すっきりしない話でしたね。うやむや感が何だか残ります。 *小沢さんの件、本当に話が広がっていますね。NYTでも報道されたと聞きました。 elmoiy さん、みなさん、 ツイッターで聞いたのですが、ウオールストリートジャーナルの日本語版があまりよくないとか。ある記事で、「アップルがあるパーセンテージ分をもらう」という部分が「アップルが1パーセントもらう」とやったそうで。「間違いはよくある」と私はエントリーに書きましたが、こういう初歩的間違いは頭が狂ったとしか思えませんーあるいは人が少なすぎる・忙しすぎるー。 WSJ日本語、いったい何が起きているのか???という感じです。 「初歩的間違い」というのは、a percent を1パーセントと訳したらしいのです。1パーセントの場合(私は英語の専門家ではありませんが)、普通、one percent あるいは1 percentと表記するような感じがします。あまり英語の文法のことを書くと、墓穴を掘りますが、非常に驚きました。
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