英国事情

すっかり変わった?GM食品に対する英国の意識

 リーマンブラザースが破綻し、英バークレズ銀行が一部の買収に名乗りをあげているという。米「フォーブス」誌によると、「まるではげたかのように」、というわけである。リーマンブラザースはソロモン・ブラザースやゴールドマンサックスなど、投資銀行としてかなり日本市場で利を得ていたのではないだろうか?今まで扱っていた顧客やファンド・資金はどこに、つまりのどのライバル社に流れるのだろうか?他者にとってはチャンス!ということになるのかどうか。サブプライムローンのネガティブな影響はこれからさらに大きくなるようで、NHKでも、元FRB議長グリーンスパン氏の「これからも悪化説」を紹介していた。次の米大統領にとっても、この問題をどう処理するかが大きな課題となるだろう。

 英国の話に戻れば、最近、「英国ニュースダイジェスト」に書いたトピックで、どうも世論の風向きが変わってしまったな、と思ったことがあった。一つはGM食品問題だ。

 GM(遺伝子組み換え)食品といえば、その是非に関し、大きく意見が対立するトピックだ。

英皇太子の発言で論争
 GM食品は「環境災害」か?

 
 「遺伝子組み換え(GM)食品の大量生産は、世界最悪の環境災害をもたらす危険がある」、GM食品を作る「多国籍企業による自然の実験は大きな間違いだ」―チャールズ英皇太子は、デーリー・テレグラフのインタビュー(8月13日付)の中で、GM食品を強く批判した。科学者の研究で自然の大地は大損害を受けており、食糧不足が起きる怖さも指摘した。「巨大食品企業」が食物生産を独占すれば、「犠牲になるのは世界中の何百万もの小規模農家だ」、「私たちは、食の安全保障に関して議論するべきだ」と。

 テレグラフ紙のウェブサイトには、読者からのコメントが殺到した。コメントの殆どは「良くぞ言ってくれた」、「皇太子の言う通り」という賛同の声だったが、多くの科学者や知識人からの非難も相次いだ。食糧生産への科学の関与そのものを否定するかのような発言に対し、「科学の効用を否定するとは、あまりにも無知だ」、「皇太子は金持ちなので、食糧不足に悩む世界の貧困層の気持ちが分からない」とする声が出た。

 このところ食費が上昇しており、将来の食糧不足も話題に上る。多くの科学者が、GM作物は、地球温暖化や人口の増加で予想される世界的食料不足を解決する唯一の道と考えている。皇太子発言はこの見方を真っ向から否定した。

 私はこの皇太子バッシングとも呼ぶべき世論の流れに(といっても国民の多くが本当に皇太子バッシングだったかというと、そうでもない感じがしたが)、驚いた。つまり、「英国は反GM食品」の国だったのに、と。政府や食品会社、科学者たちはともかくも、少なくとも国民のレベルでは、GM食品アレルギーが強かったはずなのに、と。何故皇太子発言への賛同の声が小さかったのだろうか?

―賛否両論のGM食品

 GM食品は遺伝子組み換え(生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、植物などに組み込む)を利用してできた作物のうち、食用のものを指す。

 GM食品推進を巡っては、賛成派と反対派が大きく対立している。環境団体を始めとする反対派は長期的な人体や環境への影響に懸念を示す。賛成派は健康被害を及ぼす調査結果はまだ出ていないとし、GM食品は非GM食品と殆ど変わらず、人体や環境への影響も同じかあるいはより安全となる可能性もあると主張する。

 皇太子は環境保護、自然食品、有機栽培などに関心が高い。有機食品ブランド「ダッチー・オリジナルズ」を立ち上げ、別荘ハイブローグでも有機農業を実施。反GM食品の姿勢は一貫しており、デーリーテレグラフ紙に1998年書いた記事の中で、遺伝子組み換えは「神だけに所属する領域」に人々を連れてゆく、と評していた。

 私見を表明した皇太子の発言に非難の嵐が巻き起こったものの、GM食品や超巨大な多国籍企業ビジネスへの漠とした不安感は国民の大部分が感じていることでもあった。しかし、皇太子発言への国民の賛同発言は、どう見てもあまり表に出てこなかった。

 8月17日付けのサンデー・テレグラフ紙で、ウーラス環境担当閣外相は皇太子が「環境災害が起きるとするなら、証拠を示して欲しい」と迫った。科学者及び政府閣僚は「ずいぶん強気だなあ」と私は思ったものだった。以前は、GM食品に対するアレルギーが強い国民感情に配慮して、表立ってのGM食品推進はあまりなかったように記憶しているのだが。

 英国ではGM作物の商業栽培は認められていないが、2000年以降、政府はケースバイケースで試験的な栽培を認めている。皇太子発言は、食料危機を念頭に国民のGM作物への抵抗感を払拭させようとしている政府の努力に水を差す動きだった。

 GM食品・作物の良さを訴えようとする政府の作戦がどこまで国民に受けいれられたのか疑問だが、とりあえず、皇太子発言バッシングは盛り上がったのだった。

 皇太子発言バッシングの背景には、もう1つの理由があったのだと思う。それは、私の察するところ、「王室の人間が政治的な発言をすることに対する嫌気感」である。皇太子の母親となるエリザベス女王は、政治に一切口を出さず、自分の政治信条も決して外に出すことはない。努めてそうしているのである。

 皇太子はこれまでにも環境問題に関する積極的発言などでひんしゅくをかった(香港返還時に、中国の政治家などを蝋人形のようだと書いたという失態も)。「何も知らない王室の人間が、またおせっかいなことを言っている」という文脈でよくコメディー番組などでからかわれる。立憲君主制にいたるまでの歴史もあって、「王室は政治に介入せず」の原則を貫くのが良い、とされる。

 国際アグリバイオ事業団によると、商業栽培開始の1996年以降、GM作物の栽培地は年々増加し、2007年で1億1430万ヘクタールになった。23ヶ国で約5500万人の農業生産者が従事している。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/7557644.stm

 (私自身のGM食品に対するスタンスを聞かれそうなので書いておくと、数年前までは反GM食品で、そういう視線で記事を書いていた。しかし、今となっては、非常にテクニカルな話になってきたような気がする。結局のところ、「誰にも分らない」し、「分らないからこそ慎重に」と前は書いていたのだが・・・。そのうちなし崩しになってしまうのではないか。今はチャールズ皇太子のように恐れがあって当然だと思う。どうしても政治問題化してしまう。)
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Commented by keroq at 2008-09-17 00:49 x
いつも楽しみに拝読しています。

皇太子発言への激しい反発が科学者からもあったというお話を読んで、科学者の側のある種のフラストレーションも原因の一つではないかと思いました。私は天文学が専門でGM食品の専門知識はありませんが、一般に、科学的研究の成果が科学的に議論されないことへのフラストレーションが、自然科学の成果が政策決定の様々な場面で参照される機会が増えた昨今、科学者コミュニティ全体にたまってきつつあるように感じることがあります。

最大の原因の一つは地球温暖化問題で、科学者の集まりであるIPCCは「地球温暖化は人為起源のCO2による可能性が高く、そのリスクを考えれば早急な対策を講じるべきである」と言ったのに、いつのまにか人為CO2起源説は証明された事実になってしまい、それに意を唱える科学者は産業界の回し者のように言われることもあります。実際には、CO2削減の政策自体は賛成だが、科学としての温暖化CO2起源説にはまだ疑問の余地がある、と考える自然科学者(必ずしも気象学者ではないですが)は相当の割合でいます。
Commented by keroq at 2008-09-17 00:50 x
GM食品の人体への直接影響がないということは、地球温暖化がCO2によるということよりも高い信頼性で確認されていることだと思います。もっとも分かってないことがあるのは確かで、そのことに不安を感じるのは当然なことですし、研究の現状の分かりやすく誠実な説明は科学者の責務だと思います。

そのことは多くの科学者も認識してるとは思うのですが、この種の問題が感情的な議論に終始したり、政治問題化した時に、小林さんもお感じになったようなうんざり感を、科学者の心情はより強く感じてしまい、それが今回皇太子という象徴的な人物の発言で引火されてしまったのかと思いました。

長々と失礼しました。
Commented by マッドマン at 2008-09-17 16:15 x
日本人には非常にわかりにくいですね。①日本と違い英国は今でも農業大国であり、食物自給率が90% ②有機栽培やオーガニックフードブームが一般国民に浸透 ③王室の生き残りの必死の努力
エリザベス女王の年末演説でもわかるように③の必死さは日本人には理解できない。今回のチャールズ発言も「反グローバリズム」を表明したことが「労働党の終焉」を意味しているから、国民は賛同すべきなのだが、
こうした皇室の戦略も「見え見え」だし、食料問題は微妙だし、GM食品への知識も欠如しているからはっきりとスタンスを示すことができない。
英マスコミは「国際金融」の手先だから、当然大反発しているが、大本営だからもちろん国民の気持ちを代表しない。GMの大元の米モンサント社などはロックフェラー財閥の実働機関だから、チャールズ皇太子の発言は英国ロスチャイルド財閥の米ロックフェラーへの「威嚇」と読むこともできる。金融界で前者のゴールドマンサックスVSリーマン、シティ、メリル
の戦いになっている構図と同じでしょう。映画「QUEEN」で描かれた
91年来の「英国皇室と労働党政権が今破綻しているのでは。
Commented by マッドマン  at 2008-09-17 16:23 x
4年前フジテレビ買収で「ホリエモン」という日本人タレントを作り上げた「リーマンブラザーズ」。日本の若者の憧れであり、「金儲けの何が悪い」という風潮を作りあげたのだから、日本でボロ儲けしたことでしょう。
しかし、EASY MONEY、EASY GOであり、そうして儲けた金というのは
みんなどこかへ消えていってしまったのでは?退職金ももらっていないらしいですね、リーマンの社員は日本でも英国でも。
バラクでもマケインでも責任は取らないでしょう。前時代の人間が悪いのであって、それを告発しなければ、何も問題は解決しません。
他社にとってはチャンスではなく、金融業界に病気が「蔓延」「流行」の
ペストのような人類危機です。感染しないように逃げるのが必死で、
商売どころじゃないでしょ。
Commented by FC at 2008-09-19 18:09 x
たまに拝見しています。

食品安全情報blogや黒影さんのブログを読んで勉強してみてはいかがでしょうか? 

コメント欄に禁止ワードが設定されているようで、続きのコメント書く気失せました。コメントするほうからは、何が禁止ワードだかわからないのですから、文章直すに直せないのですよ。
Commented by polimediauk at 2008-09-20 20:06
keroq さま

『科学者のフラストレーション」と聞いて、なぞがさらに氷解したように思いました。インプット、大感謝します。

Commented by polimediauk at 2008-09-20 20:11
FC さま
がっかりさせて、すみません。禁止ワードは、一時、あまりにもH系
トラックバックが多かったので、拾って入れてあります。ひっかかったとしたら、変ですね。もしよろしかったら、そのワードを教えてください。メールでもかまいません。ほとんど全部がアルファベット形で、よっぽどでないと大丈夫なはずなのですが。メルアドは左上部に出ています。カタカナなどで書き換えていただくことになるかもしれません。ご迷惑をお詫びします。
Commented by polimediauk at 2008-09-20 20:14
マッドマンさま

ーー英マスコミは「国際金融」の手先だから、当然大反発しているが、大本営だからもちろん国民の気持ちを代表しない。ーー

「陰謀」説というわけではありませんが、あたっているだけに、暗澹としますね。
Commented by mik at 2008-09-21 01:18 x
keroqさんの投稿を読んで高校時代の化学の先生の言葉を思い出しました。曰く「解らないことは解らないと言うのが科学者」。あと私の記憶する限りCO2を原因とする温暖化問題に疑問を呈した日本人の最初の一人は養老孟司氏で、たぶん「バカの壁」の中だったように記憶してます。科学的に証明されてないんだから、あたかも絶対的事実のように提示するのは良くないという趣旨だったと思います。現在では原因のひとつではあるが、主要な原因ではなくその閉める割合は数%と言われてます。世界的な食料不足の原因を作り出しているバイオエタノールに比べれば可愛いものでしょうね。

P.S.
FCさんの件ですが、投稿文から察するに、(Hは全角→)Http:のurlが問題だったのではないでしょうか。経験からすれば、hを抜けばOKだと思われます。因みに黒影さんとは以前に非公開コメで紹介した「幻影随想」ttp://blackshadow.seesaa.net/だと思われます。
Commented by mik at 2008-09-21 21:31 x
GMについての私の考えを書いてませんでした。まず食糧確保の観点から必要である、しかし科学的に注意深く観察し、問題が起こった時の危機管理を用意しておかなければならない。その上で一般への科学的な啓蒙が必須である。という感じです。一度世に出た技術は消えることは無く、一時的に失われてもそのうち再発見されるのだから、きちんと制御した方が良いと思います。

私の環境では、幻影随想さんのblog内検索がうまく機能しないので、小林さんも駄目なとき用にw「」内コピペでgoogle検索、検索オプションの設定を省いただけですが、 記事内Linkもすばらしいです。
「遺伝子組み換え OR GM site:blackshadow.seesaa.net」
FCさんご紹介のもうひとつのサイト
食品安全情報blog ttp://d.hatena.ne.jp/uneyama/
Commented by 在英のチコ at 2008-09-21 21:46 x
ども。前後の脈絡なくこのトピックのみに反応するので何かおかしなことを言うかもしれませんが、あらかじめごめんなさい。ものすごく忙しいので言いっぱなしでまた消えます。

イギリス(政府)のGM食品への姿勢が変わったのは、反GMに非常に熱心だったミーチャーが環境大臣でなくなったのが契機だと思います。というか、GM(と原子力発電)政策の方向を転換するため、内閣改造の機を使ってブレアがミーチャーを閣僚席から追い出したんだろうと思ってました。

わたし自身はGM食品に反対ですが、理由はおもに経済的なものです。だいぶ前に仕入れた知識でもしかするといまは変わっているかもしれませんが、モンサントなどアグリビジネスを展開する会社が作成したGM種苗にはパテントがあり、購入したGM種苗から収穫された次期種苗はパテント料を払わない限り使用できない、よって、GM種を育成する農家は自身の努力では生産を拡大することができないというものです。食物連鎖の破壊などほかにも深刻な問題がおきそうではありますが、わたしの主な反対理由は農家の経済的独立を脅かすから、というものです。
Commented by polimediauk at 2008-09-21 21:59
mikさん、いつもありがとうございます。これから読みにいきます。
私がGM関連で今思うのは、というか疑問に思うのは、考え方が変わると、アレルギーがなくなるのではないか?真実・事実解明がなされたとして、その解釈は時代によって変わるのではないか?という点です。チャールズ皇太子は遺伝子組換えは「神の分野」の話だと前に言ったそうですが、何世紀もさかのぼれば、今は普通になっていることでも「神の領域」に入ることとして、タブーだったりしたのではないか、と。(近年例では、たとえば試験管ベービーというか、人工授精だって考えようによってはすごいことではなかったか、と。)

・・・と考えると、自分自身も変わったな、と思います、反GMの昔に比べると。

 話は飛ぶようですが、人間とロボットの違いもあやふやになるかも、なんて。(話を茶化すようで、ごめんなさい。)
Commented by polimediauk at 2008-09-21 22:01
チコさま

ミーチャーの話、さすが在英ですね!!!確かに事実上、ブレアにはずされましたよね。鋭い指摘です。



Commented by マッドマン at 2008-09-22 17:31 x
さすが「読書家」のチコさん。モンサントの件を正しく理解していますね。
「トニー・ブレア」というスターが「モンサント芸能事務所」が育てた1タレントですから。今度はバラクオバマという黒人歌手がシカゴからデビューするわけです。ブレアは久々に米国のテレビに出て、今週からエール大学で教授職だそうです。元気そうでしたけど、さすがに「イラク戦争」の話題になった時は嫌な顔をしたらしく、その部分は放送で削除になったらしい。最近ミルバンド外相の顔が荒んでますね。
Commented by polimediauk at 2008-09-24 23:56
ブレアの件、やっぱりですか。政治家と企業の癒着あるいは協力。ミリバンド外相もなんだか変ですなーーー。
Commented by マッドマン at 2008-09-25 14:09 x
3大ネットじゃなく、地方局でひっそりと登場するところが「ドサ廻り」のブレア。
今日学校の同僚の英国人の教師とこの話をしました。彼は一介の英国人教師ですけど、米国の有名大学教授と話をしていて米国の教育の質の低さと米国人の無知さにあきれるそうです。実話をたくさん暴露してくれ
ました。みんなの結論は、米国の大学だから仕事がもらえたブレア首相、英国の大学からのオファーはなかったんでしょう(笑) 
何を教えるんでしょうか、国際政治ですかね?自分が学生だったら、
がんがんにイラク戦争のことを質問するけど、どうせ米国人の学生なんか洗脳されているから、くだらない授業なんでしょうね。
まあIQ65で大統領になれる国だから(笑)
Commented by eilene at 2008-09-26 19:51 x
お久しぶりです!
金融関係。アメリカが崩れればイギリスもってことでしょうか・・。一体いつからおかしくなったのか知りたくなります。

GM食品に対してチャールズ皇太子の発言。私は良く言ったと思いました。イギリスでは、不要になった(廃棄される)食料の数が膨大量にあると聞きました。GM食品に目が行く前に、捨てる数を見直してからだろうと思います。
最近我が家に届いたナショナル・トラストの雑誌にもチャールズ皇太子の写真が使われ、『My interest is in celebrating the culture of food』と結論つけています。昔からイギリスには農業があり農業の技術をキープすること=イギリスの文化でもあると彼は考えているのでしょう。そこからしてもGM食品参入はけしからん事態なのだと思います。

恭子さんの言うとおり、イギリス人は「王室の人間が政治的な発言をすることに対する嫌気感」ありますよね。
近年の政治家たちは、、王室の者よりも政治のこと(ベテランのはずなのに)分かってない人が多い気もしますが・・。と、大それたことを言ってしまいました(^^;)
Commented by polimediauk at 2008-09-30 23:31
eileneさま

本当にお久しぶりです。スコットランド、もう随分寒いのではないでしょうか。チャールズ皇太子のコメント、うちの住人は感動していました。昔、こういう意見は結構一般国民に受けていたと思ったのですが、今回、結構バッシングされて、驚きでした!
Commented by ウィルヘルミナ at 2008-10-12 15:52 x
恭子さん、初めまして、こんにちは、ウィルヘルミナです。
今度、来日される、チャールズ皇太子のことを検索していたら、このブログに辿り着きました。
さて、チャールズ皇太子、環境問題での「発言」多いですね。
この「遺伝子組み換え作物」に関して、ブレア前首相と、激しく対立したり、カミラ夫人を伴っての初の米国訪問では、晩餐会で、ブッシュ大統領に「苦言」を呈したり、本当に「積極的」だと思います。
ある意味では、あのアル・ゴア氏以上の「環境保護派」ではないでしょうか?
どう思いますか、恭子さん。
このブログ、大変、気に入りました。早速、お気に入りに登録しました。英国のこと、正確に書いてあるからです。
今後、宜しくお願いします。
Commented by polimediauk at 2008-10-13 17:45
ウィルヘルミナさま

私はチャールズ皇太子は結構筋金入りの環境保護派だと思っています。ただ、やはりおかれている環境からどうしても環境負荷の高い生活になってしまいますよね。それでも彼なりにがんばっている感じがします。英国ではメディアは左系になりがちで、知識人も左系なので、どうしても王室バッシングになりがちですね。「ポーズ」みたいな部分もあって、いやだなと思うこともあります。

今、英国にお住まいですか?私の書いたことで、変だなあるいは何か気づかれたら、ご一報ください。何せ一人で見ているので、見落とすところ、表面的になるところはたくさんあるのです。英国の新聞が基本的には情報源ですので、英メディアに近い見方をしてそれが英国を代表する見方と勘違いすることもあるだろうと思っています。
Commented by ウィルヘルミナ at 2008-10-13 21:08 x
ぎんこさん、返信ありがとうございます。
私、日本国内に住んでいて、外国には、あまり行ったことないのです。英国に関する情報源は、もっぱら「BBCWORLDNEWS」なんです。これと、NHKBS1の「海外ニュース」とこういうネットの各種メディアの電子版だけなんですよ。しかも、ネットを始めたのが、2年程前からという、初心者同然なんです。
さて、このブログで、懐かしい名前を目にしました。それは、BBCのキャスターだったジル・ダンドーさんです。NHKBS1の「海外ニュース」で、目にしていましたが、ある日突然、銃撃されて死亡した、というニュースが飛び込んできて、ショックでした。ダイアナ妃似の、すごい美人だったのになあと思っていたのです。でも、どこの国でも、ジャーナリストは、命がけだなあ、と感じました。朝日新聞の赤報隊の件があるからですね。
こういう真面目なブログ、大歓迎です。
きのう書き足りなかったことを付け加えて置きました。
Commented by マッドマン at 2008-10-15 03:34 x
ウィルヘルミナさん、ようこそ。それだけいい情報源があれば、英国現地より質が高いですよ。
私なんか在倫敦ですけど、情報源はBBCと倫敦の日本人向けフリーペーパーの「ニュースダイジェスト」と、あと、「小林恭子のメディアウォッチ」
だけですから。

ジル・ダンドー死んだの?全然、ここ英国で報道されていないよー。

Commented by トラメッツィーノ男爵 at 2008-10-16 01:39 x
ぎんこさまマッドマンさまこん日は。マッドマンさまが副島掲示板に貼り付けた紹介を見て、おもしろいサイトをみつけたとよみだしたところです。欧州の某町に滞在中で理学系の研究が本業です。
在英でないのでコイ話題にはついてゆけませんが、かるい話題のときは合いの手を入れるかもしれませんのでそのときはよければ混ぜていただければと思います。滞在中の町は英語もほとんど通じないのでちょっと日本語が恋しいのかな。

#いままで大新聞の中にはお役人とつるんでる人たちがいてお役人さんのパブリックリレイションというかプロパガンダにわざと協力をしてるのか(陰謀論、笑)と思ってたのですが、ぎんこさんの記事をみて感じたのは、どうも必ずしもそうでもないみたいですね。やっぱり記者クラブがかぎなきはします。上で keroq さんが仰っていますが、理学系や大学に関する新聞報道で??というのがおおくてあるしゅ鬱憤みたいなのがあるのは事実だと思いますよ。
Commented by マッドマン at 2008-10-16 02:25 x
トラメッツィーノ男爵さま、お待ちしてました。
英語が通じない町、とうのは大変ですね。ここは、学問道場のように
「敷居が高く」ありませんから、どうぞ気楽に。削除もありませんしね(笑)

私もメディア陰謀論だけじゃなくて、本物のジャーナリストのぎんこさんの
視点からは学ぶ点もとても多いので、引越してきたわけです。

学問道場の方は年内まで在籍しますので、また「在外」などでも
よろしく。
by polimediauk | 2008-09-16 21:34 | 英国事情 | Trackback | Comments(24)

ジャーナリズムの話いろいろ+欧州事情も


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