小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


by polimediauk

米大統領選と英ブログ2つ

 時期米大統領となることが決定したオバマ氏。今朝のBBCラジオ4「TODAY」もこのニュースでほぼ一本やりだ。

 やはりオバマ氏の勝利演説には感動してしまう。ジーンとくる。

 http://news.bbc.co.uk/

 政治ブロガー+ジャーナリスト、イアン・デール氏は英時間昨晩午後11時から今日の早朝まで、ウェブチャットをやっていた。何人かのキーコメンテーターと読者をつないだ。今でもその様子は見れる(読める)。

http://iaindale.blogspot.com/

 前にも紹介したが、政治ブログ「ガイ(グイド)・フォークス」や上記のブログで自分のコメントを残してみると、ほぼリアルタイムで会話に入っていける。ネット時代の最もおもしろい部分だなと思う。米大統領選の分析やオバマ氏の今後の課題を読むよりも、おもしろいのではないか。あっという間にコメントが増えていく。

 http://www.order-order.com/

 上の2つのコラムで名前が挙がっていたのが、歴史学者のSimon Schama。

http://en.wikipedia.org/wiki/Simon_Schama

 先週のBBCテレビ「クエスチョン・タイム」(米国から放送)に出ていた。この人の歴史もののテレビ番組はおもしろくて時々みるのだが、「クエスチョン・タイム」に出ていたときは、身体をくねくねさせて、変な発音でしゃべっていた。みんな「変な奴!」と思ったようだ。

追記:オバマスピーチの一部が英国人によって書かれていた、という記事がテレグラフ(7日付)に出ていました。複数の人が関わって作るスピーチなので、それ自体は別に珍しくないのでしょうけれども。なぜかテレグラフのサイトで探してうまく見つからなかったのですが、That speech: inspired by Gettysburg, written in Notting Hill (by Jamese Kirkup)という記事です。非常におもしろいなあと思ったのは、オバマのスピーチで、私が「じーんときた」箇所の一つが、まさに英国の人Jacob Rigg (27歳、オバマ選挙戦のボランティアのアドバイザー、税金問題に関するロビー団体勤務)が書いた箇所でした。引用すると、オバマ氏の選挙とは「the answer that led those who have been told for so long by so many to be cynical, and fearful, and doubtful of what we can achieve to put their hands on the arc of history and bend it once more toward the hope of a better day.」というところ。「シニカルな人・・・」の部分が、まさに英国で、私もシニカル組なので、オバマ氏が自分・自分たちに語りかけているような気がしたんですね。この部分を書いたのが英国人だったことを知って、びっくりでした
by polimediauk | 2008-11-05 18:40 | 政治とメディア