小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


by polimediauk
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

フェビアン協会の新春大会、大和日英基金で日英の外交議論

 労働党とも関係が深いフェビアン協会の新春大会が、明日(17日)、ロンドンのインペリアルカレッジで始まる。エド・ミリバンド、ピーター・マンデルソンなどの政府閣僚に加え、元ロンドン市長ケン・リビングストンなどがパネリストとなり、複数のワークショップが一日中開催される。参加費は非メンバーだと有料だ。不景気をいかに好転させるかに注目が集まりそうだ。

http://fabians.org.uk/events/events/fabian_nyc-2009

 21日には大和日英基金主催で、日英の外交問題に関し議論をするイベントがある。

http://www.dajf.org.uk/event_page.asp?Section=Eventssec&ID=402&ticket=1

 パネリストは日本大使館のクサカ・スミオ氏、BBCの元ジャーナリスト、ウイリアム・ホースリー氏、元英大使グレアム・フライ氏。参加費は無料だが、事前申し込みが必要だ。ホースリー氏はオックスフォード大学で日本語を勉強し、BBCの東京特派員でもあった。日本語がかなり話せるはずだ。

 昨晩、パントマイム「シンデレラ」(ウインブルドン)に出かけた。クリスマスといえば「パント」、ということで、たくさんの人が子供と一緒に見に行く。もうクリスマスはとっくの昔に終わっているのだが、舞台上の役者が歌い、踊る。必ず憎まれ役がいて、子供たちを中心とした観客が、役者たちに声をかけて+叫んで、何とかヒーロー、ヒロインたちを憎まれ役から救おうとする。シンデレラが意地悪なお姉さんたちにいじめられる場面はかなり迫力があった。結構有名な役者たちも出演する。おそらく、割に合わない仕事なのかもしれないが、知人によれば、「社会への還元行為、何かを返す」という意味合いもあるのだと言う。これも英社会の一面だろう。何かあたたかいものをもらった思いで帰途に着いた。
by polimediauk | 2009-01-17 07:32 | 英国事情