マンデルソン・ビジネス相の顔に緑のカスタード・ソースを投げた事件
女性は、政府+マンデルソン氏が進めようとしている、ヒースロー空港の新滑走路建設に抗議をするための行動だった、と説明した。マンデルソン氏は上院議員で、任命されて議員になったので、国民からの信任を受けていない、とも言っているようだ。
顔にカスタード・ソースがぶちまけられた瞬間や、顔を洗ってきれいになったマンデルソン氏のインタビュー、女性へのインタビューが全てBBCサイトで見れる。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/7928946.stm
女性は、他に選択肢がなく、民主主義も役にたたないからカスタード作戦を起こした、と述べている。その昔、女性が選挙権を得るために身をなげうった事件(1913年、エミリー・デービソンが、当時の王が所有していた馬が競馬に参加中、馬の前に身を投げ出して、抗議の意を表明。4日後に死亡)などを例としてあげた。しかし、選挙権を持ちたいと願ったデービソン女史は自分の身体を抗議のために捧げたーー一方この女性は相手にカスタード・ソースを投げつけた・・・。
どうもこうした「一歩踏み越える」部分が、危うい感じがしてならない。まあ、カスタードだったからいいが・・。これが危険な物質だったら「テロ」になっていた。