アイフォーンと英語
分らないことばかりなので、書店で「The Independent Guide to the iPhone 3G」という平積みの本を買った。電車の中で読んでいたら、非常に分りやすい。私のようなスマートフォーンの経験がほぼゼロのような人間でも分るように書かれてある。料金も、毎月どれだけのコースがあって、機器の料金も含めれば、年に(といっても1年半の契約)どれぐらいトータルでかかるかが分った。ネットも基本はワイヤレスで、BTオープンワールドというワイヤレスのサービスが無料で使えるそうだ・・・。やや安心。
私は旅行、出張など家を一定期間はなれる時はACERというところから出ている、ネットブックという小型ラップトップをもっていく(「ラップトップ」かどうかは別として)。この春、日本でも量販店に並んでいた。何しろ、安いのだ。240ポンドぐらい(4万円?)で・・・買ったのは昨年ぐらいだったか、おととしだったか?後で外付けDVD・CD書き込みのデバイスを買った(1万円弱)ので、投資は300ポンド、つまりは5万円ぐらい。1・3キロぐらいなのだが、これでも私には重い。もって歩いていると肩が疲れる。ACアダプターもこちらはでかいし、バッテリーは2時間ぐらいしか持たないのだ。・・・なので、ちょっとやそっとでは外に持って出ないことにしている。出張の時でさえ、基本的に書くのはホテルを中心にしたい・・(と思っても日本語が使えるPCは会場にはないので、そうもいかないが)。
重さの関係と外に出た時ぐらい目を休めたいので、PCを持ち歩かない私だが(電車は本や新聞などを読むのにすごくよいのである)、アイフォーンは自分で使ってみないといろいろ分らないこともあって(私の場合、ありすぎて)、いよいよ・・・・買ってみることになりそうである。
・・・というのは長い前置きだったのだが、私が心の師としている、時事通信の湯川鶴章さんが、ブログ上で、「英語を学ぼう」という試みを開始した。その1つの方法がアイフォーンなどを使って、英語でメール(TWITTER)や動画を送りあうなど。「アイフォーン3Gは過去最高の英語学習ツールになる」、という6月18日付のエントリー。
http://it.blog-jiji.com/
http://it.blog-jiji.com/0001/2009/06/post-3012.html
こういうことをどんどん行動に移すのがすごい!こういう風に、どんどん、やるべきなのだ、いいことは。
「英語をどうやって勉強するのか・したのか?」と、最近良く聞かれる。このテーマは日本人にとっては、深い(だろう)。書店に行って、本棚を見れば分る。こういうことを、本気で考えてもいいのだろう。つまり、「お金をかけずにやるには、どうするか?」
英語力(外国語力)は、本当に機会があれば、やっぱりその言葉を話す国にいくか、友達を作るか、仕事でやらざるをえなくなるか・・・そんな状況に身を置くのがいいだろうけど、私の昔の大学の先生で超有名な翻訳家の柳瀬尚紀さん(ルイス・キャロル、ジェームズ・ジョイス他)は、著書の1つの中で、「あせること」と書いていた。3回ぐらい、「あせること」とあって、段々,字が大きくなる。
外国語を学ぶ、上達するには、さて、どうするか?
私が考えるには、すごく簡単に言い過ぎるかもしれないが、非常に、非常に、本当に単純な話―。勉強することしかないと思う。時間を費やすことしかないと思う。ダイエットと同じだ。やせたければ、普通は、食べ過ぎない+適度の運動。ただただ、やるしかない。
ただ、世の中にはもっともっと大事なこと、おもしろいこと、必要であろうことが山のようにあるのだろうし、「やりたい人+必要のある人が、ただただ一生懸命やる」-。これしかない感じがする。それ以上でもそれ以下でもない。時間を費やしただけ、上達すると思うー普通は。
・・・とここまで書いて、私がぺらぺら+すっごい英語力がある・・と思われても困るのだけれども。(自慢ではありませんが、英検はせいぜいが2級ですーー中学時代は英語が3で、がんばっても4--大学でやっととったぐらいです。その後はがんばって1級もと思いましたが、何故か、年をとってくると、そういうことがばかばかしくなりました。テストで何級とか、いくらのスコアというのが。それと、今も日本語英語の発音です・・。)また、英語力や英語自体に価値を置きすぎる傾向は、むしろ、世界からなくなってほしいと思っている。一般的な話だが。
「しかし」、英語を学習したいという気持ちを持っている人同士が助け合うというのは、絶対+絶対必要だと思っている。まさに「草の根」である。(私たちは今まで、語学学校の先生などにお金を払いすぎていたのではなかろうか。)