小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


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BNPに「投票するかも」が22%に

 インターネットで調査をするYOUGOVの世論調査(テレグラフ紙の依頼)によると、22%がBNPに投票することを「真剣に考えている」という。BBCの番組「クエスチョンタイム」放映後の調査だが、放映で見方が変わったのかどうかは聞いてないそうだ。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/8323638.stm

 しかし、調査に参加した約1300人の中で、「たとえどんな状況でも投票しない」と答えた人は三分の二に上った。実際に明日選挙があったら、投票すると言うのはほんの3%。ただし、以前は2%だったという。また、半分ほどの人が、英国の「先住者、あるいは白人」(BBC)のためにBNPが主張していることには道理があると考えていた。

 特に白人人口が高く、BNPの支持者が多いと思われている地域でのBBC記者の取材では、多くの人がグリフィン党首の出演自体は認めているものの、ナイジェリアからのある移民は子供たちを外で遊ばせることに不安感を感じながら毎日を過ごし、また白人らしい住民の1人は「自分は人種差別主義者ではない」とする一方で、先住の英国人たちが「脇に押しやられている」思いをしていると語っている。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/8322626.stm

 私の親戚のおばさん(白人、70代後半)が、2年ぐらい前に、BNPに投票したいと言っていたことを思い出す。BNP自体を支持するからというよりも、「他に自分たちの生活のことを考えてくれる政党がないから」。

 グリフィン党首の生の声を伝えるインタビューを、「英国ニュースダイジェスト」が昨年掲載している。関心のある方はご一読を。

http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/3091/120
by polimediauk | 2009-10-24 18:26 | 政治とメディア