小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


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掲載記事のご案内 「Galac」ニフティー、「Journalism」11月号

放送批評懇談会が発行する月刊誌「GALAC」の記事の何本かが、ニフティが運営するサイト「@niftyニュース」に掲載されるようになった。この中で、私がリレー連載の執筆者の1人となっている「海外メディア最新事情」コラムも入った。8月末のエジンバラテレビフェスティバルでのジェームズ・マードックのスピーチの受け止められ方について書いたもの。11月号に書いたが、そろそろ12月号が書店に出ている頃だろう。ご関心のある方は以下がアドレス。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/galac-20091020-01/1.htm

 今月上旬発売の朝日新聞「Journalism」11月号に、英国政治報道について書いてる。以下のサイトではまだ10月号の写真が載っているのだけれど、そのうち11月号のものに変わるはずである。

 http://publications.asahi.com/ecs/66.shtml

 英国では、議会(国会)を根城に活動する「ロビー記者」たち(国会記者にほぼ相当)が存在する。その存在さえも秘密とされた時代が長く続いたのだが、現在は議会サイトに個人の記者名が載るまでになった。排他的な存在+政治家に優先的に会える存在であるという意味では特権記者たちとも言える。その「特権」は公のために、つまり所属メディアを通じて情報・分析を出すために与えられている。一定の権威を持って、政治の分析・解説をしてきたのだが、現在は個人でもネットで情報発信が可能だし、著名政治ブロガーも多くなった。また、権威に対する英国民の軽視も次第に広がって、ロビー記者たちの存在感は相対的に低下している・・・というのが私の見方である。

 11月号には民主党政権下の政治報道の行方や例の記者会見問題に関する記事も入っている。
by polimediauk | 2009-11-07 02:37 | 政治とメディア