今年はツイッター 来年はフェースブック?(あくまで個人の見解)
やや早いかもしれませんが、今年のエントリーはひとまず、終了いたします。
こちら英国は雪で飛行機や電車が止まる、という大変な事態が数日続いておりました。今日あたりからややノーマルに戻りつつあります。
通常ですと、多くの英国の人が24日のクリスマスイブから25日のクリスマス、26日のボクシングデー(プレゼントを開ける日ということですが、実際には25日にみんな開けています)というあわただしい日々を過ごします。今日明日は、プレゼントの準備やクリスマスの日の大食いのためにショッピングで大忙し!!その後は友人、知人の家に呼ばれたり、こちらに呼んだりしながらの数日後、31日の大晦日に突入します。ロンドン・アイに行ったり、その様子をテレビで見たりしながら「カウントダウン」。1月1日はゆっくり家で休み、2日ぐらいからは、それまでのお休み気分がどこへ行ったやら、あっという間に通常の業務に戻ってしまいます。
今年は私にとっては、ツイッターの年でした。それほど熱心にやっているわけでもないのですが(!)、短い情報の発信には非常に便利です。そして、最大の醍醐味は、「情報やネットワーク、さまざま視点を得られたこと」-。発信よりも受信が一番の収穫でした。私自身が全く考えつかない情報や考えを持った人がたくさんいらして、たくさん目からうろこの体験をしました。
もう一つ、ツイッターは「即時ニュースの発信」に本当にぴったりですね。例のウィキリークスのアサンジの逮捕までのニュースなど、一斉にみんなが情報を発信し、これをまわしていくので、一種のドキュメントがどんどんできていきます。
これ以前にも、英メディアでしたら、チャンネル4の関係者のツイッター(複数アリ)、それとガーディアンの政治記者アンドリュー・スパローの「ライブ・ブログ」-これはブログサイト上にどんどん情報を載せてゆくーなど、ほかにもありますが、情報が早くておもしろい。他の意見がどんどん重ねられるところがいいですね。
来年、日本でもフェースブックがかなり伸びるのではないかといわれています。私自身はフェースブックを含め、いくつかのSNSに入ってはいるのですが、ほとんどやっていません。私がフェースブックに心を燃やさないのは、おそらく、まず年代の問題があるように思います(年寄りすぎる)。
でもーこれはあまり多くの人が日本では指摘していないことかも(?)しれませんが、あえてフェースブックをあまり使わない理由を挙げると、使ってみるとすぐ分かるのですが、「お金儲けのためのツールが多すぎる」こと。とにもかくにも「お金を使って欲しい」という誘いがたっくさんあって、なんだか、興ざめするのです。自分がマーケティングの材料に「のみ」使われている感じでー。もちろん、私が使っているグーグルメールだって、そのほかのサービス(ツイッターでさえも??)だって、私が無料でサービスを使えるのは、私が掲載されている広告を見たり、自分の個人情報をグーグル側に「売り渡している」からこそなのだということを、知ってはいるのですがー。あくまで、個人的見解ですので、気に入って使っている方、どうぞお気を悪くしないようにお願いいたします。人それぞれなのでー。
それと、英国のMI5の長官が、海水パンツ一枚で浜辺で遊んでいる写真を奥様がフェースブックに掲載して、後で問題になったことがあったんですが、プライベートな写真などをどこまでフェースブックに出したらいいのかが、よく分からないのです。写真などを見れる人の範囲を狭めてしまうと、せっかくやっているのにつまらないだろうし、かといって、面白い写真を共有しないのはこれまたつまらないー。せっかくのSNSなので。
それと(!ーまだありました)、「友人」だけを仲間にした場合、実際に会って話すとすごくいい奴なんだけど、フェースブックのメッセージだけ見ると、「あーあ・・・」的なことがあったりして、といって、「友人だから」はずすわけにもいかない、と。窮屈な場所になったりします。どうもそんなこんなで、フェースブックには今のところ(まだ)、あまり燃えていません。
なので、とりあえず、ゆるいツイッターを気に入っています。フォローしてもいいし、しなくてもいいし、フォローをやめても別に相手は気づかないし、何もしなくてもいいー。
みなさま、良いお年をお迎えください。
来年は早々から、ウィキリークス他、またいろいろドンドン出して行きたいと思っております。