小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


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近況:日本に一時帰国しています。

 しばらくブログの更新が滞っていましたが、少し前から、日本に一時帰国中です。

 東京近辺におりますが、東北(盛岡、秋田、青森、仙台)にも出かける機会がありました。家族の用事などでバタバタし、あっという間に日が過ぎております。

 私の田舎は十和田湖(秋田・青森にまたがる)に近いのですが、久しぶりに見た湖水の静けさと美しさにしばし、呆然としました。学校の遠足などで何度も行ったことがあるのですが、年を取って、戻ってきて、改めてこれほど美しい自然があったことを驚きの思いで学びました。車に乗ると、発荷峠めがけて、坂道を下ってゆくようなことになります。ぐるり、ぐるりと山を降りていって、最後の下り坂で、突然、湖水が下に見えてきます。土地の人も、「何度見ても、ぐっとくる」そうで、私もそうでした。

 今回はまる2年ぶりの帰国で、前もそうでしたが、やはり、浦島太郎状態です。日本のテレビや人の働き振り、電車の動き方、いろいろな価値観に触れて、「??」と思いながらも、自分がいかにいろいろなことを知らないかを思い知るばかり。たとえ生まれ育った国であっても、言葉は十分理解できても、日本はある意味では自分にとっては外国になってしまったのかなあと思ったり。

 今回の帰国の大きな目的の1つは、秋田にある父のお骨を東京に持って帰ることでした。秋田の家には、父が残したたくさんの本やスクラップブック、雑誌、レコードなどが、ほこりにまみれて残っていました。私の父は高校の国語の教師でしたが、趣味で戯曲を書いていたので、いろいろなものが置いてあります。ほこりを払い、雑巾で拭き、じゅうたんに残る虫の死骸を掃除機で吸い、日差しで本が傷まないよう、毛布や布で本やレコードをおおってから、東京に帰ってきました。何とかお金を貯めて、本を収容するケースを買って、じっくり分類したり、読んでみたい・・・新たな夢ができました。

 
by polimediauk | 2011-10-22 22:45 | 日本関連