小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「なぜBBCだけが伝えられるのか」(光文社新書)、既刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)など。


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ロンドンテロ関連 男が射殺、CCTV画像の威力

 22日の朝、ロンドンの地下鉄ストックウェル駅の地下鉄車両内で同日午前10時すぎ、警察当局により男性が射殺された。詳細はまだ分かっていないが、前日の同時爆破テロに関連した人物、ということだ。

 警官らが射殺した場合、独立調査会が立ち上げられ、詳細を精査するというのが一般的流れで、現在こうした調査の段階にあるようだ。

 今日は午前中から午後2時ぐらいまでロンドンの中心部にいたが、在英日本人の人から、「物騒なので、家族から帰国するように言われ、迷っている」という声を聞いた。

 一方、午後3時半頃〈日本時間の午後11時半頃)、ロンドン警視庁のトップらが会見を行った。

 最も衝撃的だったのは、21日の爆破事件に関わったと見られる4人のCCTVの画像だ。i以下に貼り付けるが、もし本人を知っている人がいたら、一度で誰か分かってしまうだろう。非常に早いスピードで捜査が進んでいるが、CCTVの威力に、英メディアのレポーターらも驚いているようだ。

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by polimediauk | 2005-07-23 00:14 | 英国事情