小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


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「日経Associe」から CNNインターナショナル社長のコメント

 現在書店にある雑誌「日経Associe」に、CNNインターナショナル社長のクリス・クレイマー社長のインタビューが掲載されている。氏は、1996年にCNNに入社以前、25年間、BBCで記者、編集デスク、ニュース収集責任者として勤務した。

 最後の質問が、ブログをやる人とジャーナリストに関してのコメントだった。

―アソシエ読者にはブログを持っている人が多いのですが、発信手段を持つ私たちはジャーナリストでしょうか?

クレイマー社長:技術の進化で誰でもがニュースを収集できます。ただ、すべての人がジャーナリストになれるわけではありません。

ジャーナリストはあるニュースについて、それがいかに重要で視聴者と関連が深いかを、偏りなく、明瞭に伝えることが一番の仕事です。それができる人はアマチュアでもジャーナリストですし、プロでも傲慢で視点が独りよがりではジャーナリストとして失格でしょう。

ですから番組も、目先の視聴率を最優先する構成では信頼を失います。我々の考え方はシンプルです。「質の高い=良いジャーナリズムは、良いビジネスにつながる」。

by polimediauk | 2005-09-30 07:27 | ネット業界