小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


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風刺画 トルコが仲介役に?


 デンマークの新聞「ポリティケン」紙が21日付で報道し、これをUPIが伝えたところによると、欧州連合(EU)が、風刺画問題の解決のためにトルコに仲介役としてく動くように依頼したという。

 現在EUの議長国となっているオーストリアがトルコの外務大臣Abdullah Gul 氏に対して、欧州とイスラム教世界との論争に対する長期的な解決策への協力を依頼。
 
 トルコ外相は3月、加盟国25カ国の外相会議で、「文明の同盟」 (Alliance of Civilizations)というグループの立ち上げを提唱する見込みだ。このグループは、文化的及び宗教上の違いに関する対話を通してアラブ世界と西側諸国とを結ぶことを目的とする。国連事務総長のアナン氏の協力のもと、トルコとスペインの首脳が設立を呼びかけたという。オーストリアの外相もこの試みを支持している。

一方、英国PA通信が伝えたところによると、21日に開かれた記者会見の中で、デンマークの首相は、風刺画画家たちを保護している、と述べた。

 何故11カ国からの大使にあわなかったのかと再度聞かれたようで、「デンマークでは言論の自由や報道の自由は、交渉によって決めるものではないからだ」

 「デンマークでは、こうしたことは法廷が決めるし、政府は決めない」。
 
 また、風刺画家などこの件に関係しているデンマーク市民の警護レベルを高めた、と述べた。

http://news.scotsman.com/latest.cfm?id=271002006
by polimediauk | 2006-02-22 06:17 | 欧州表現の自由