小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


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ガーディアンのネットの新デザイン


 久しぶりにガーディアンのネットを開けたら、デザインががらりと変わっているのに気づいた。http://www.guardian.co.uk/

 何となく、タイムズやテレグラフに似ているような。最後のアップデートは1分前、とあり、刻一刻と変わるニュースも入る。この点ではBBCのニュースサイトみたいだ。

 テレグラフが先週新しいブログサービスを始めた。このエキサイトのように、読者が自分のウエブ頁を作るのだ。マイ・テレグラフというブログを作れるようになっており、60代のある知人も、これで早速始めた。今までは主にメールとたまにウエブで天気をチェックするぐらいだったが、「簡単だ」「いろいろできる」と書かれてあるので、やってみたいと思うようになったと聞いた。約90万の読者がいて、どれぐらいの人がブログを作ったのか分からないが、相当サーバーが大きくないと無理だろうから、ずい分お金があるのだろう。既存読者の取り込みなのかどうか。

 BBCは視聴者を取り込んで、画像やニュースなども随時募集している。英国のデジタル革命はBBCがやる(デジタルUK)、ということで、その理由で受信料も上げてもらっていた部分があった。テレグラフや他のメディアもデジタル革命に参加する、ということだと、「もっとお金が欲しい」と言いにくくなる。

 新聞のウエブサイトがBBCをライバル視している様子が見て取れるような気がする、ガーディアンやテレグラフの動きだ。
by polimediauk | 2007-05-14 00:41 | 新聞業界