ワシントン・ポストに慰安婦否定の広告
現物を見ていないのだが、「ラジオ・ネザーランズ」のサイトで、ワシントン・ポスト紙の広告面を使って、日本の知識陣が従軍慰安婦を否定した、とする小さな記事を見た。
「新聞紙上で日本の戦時売春婦を否定
日本の著名知識人たちが、ワシントン・ポストの広告面を使って、第二次世界大戦中に日本が女性たちを強制的に売春させたことを否定した。40人以上の議員、ジャーナリスト、教授らが「慰安婦」は性の奴隷ではなく合法的な売春婦として働き、十分なお金を稼いでいたと主張した。知識人らによると、広告を通して米国人に真実を語りたかったという。しかし、歴史家の大部分は、日本が占領したアジア諸国出身の約20万の女性たちが、戦時中、日本軍のために売春を余儀なくされたと言っている。
3月、日本政府は、戦時の犠牲者に対し1993年に行なわれた公式謝罪から、遠ざかる姿勢を示した。猛烈な批判を浴びたため、安倍首相は、この謝罪を完全に支持すると表明した」
というのがその内容だった。
以下のサイトで見れると教えていただいた。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/44871251.html
日本関係では、BBCラジオの「デザート・アイランド・ディスク」に、オノ・ヨーコが出演して話題を呼んだ。ラジオ評は読んでないが、放送前にはかなりの記事が各紙で出た。通常日曜日に放送で金曜日に再放送。http://www.bbc.co.uk/radio4/factual/desertislanddiscs.shtml
私自身は聞いていないのだが、紹介しようとしたら、このシリーズはもう一度聞くことができなかった・・・。もし関心のある方は英国の新聞から検索すると内容が分かるかもしれない。
ヨーコ・オノの評判というか一般的認識は英国では良くない。ビートルズをばらばらにした女性、ということになっている。この番組でファンが増えたかどうかは不明だ。