小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


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アップルが「安い」iphone発売へ 7月から各国で

 日本でも年内に(7月からだそうですね!)発売見込みのアップルのiphone。少し前にアップル社スティーブン・ジョブス氏が、新型の仕様を発表した。(動画も見れる。)

http://news.bbc.co.uk/1/hi/technology/7443543.stm

 これによると、GPSが付き、価格は安いのが199ドル(100ポンド=2万円ほど)からあるそうだ。現在の通信速度は「遅い」と言われていたので、3G(第3世代)方式を使う。

 ジョブス氏によれば、「これまで買っていなかった人は、高額だったからだ。最初は599ドル(約6万円)だった。今は399ドル。もっと手ごろな価格にしたい」。

 英国を含む22カ国で、7月、新型が発売開始となる。日本は価格はどうなるのだろう。

 私自身はiphoneを持っていないが、やはり「高い」のが難点だ。どうもアップルは(ソニーのバイオ同様?)、ブランド力で値段がかさむ点があると思う。各国で1つのキャリアにしか販売させない(英国ではO2のみ)方針をほぼ維持している(イタリアなど例外もある)。

 日本で馬鹿高くならないといいのだが。日本の技術力を生かして、iphoneに似せたものを作れないだろうか。アップル社の良いようにされたままにならないことを望む。「日本特別仕様だから」なんて理由で価格が異様につりあがらないように。
by polimediauk | 2008-06-10 06:55 | ネット業界