小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「なぜBBCだけが伝えられるのか」(光文社新書)、既刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)など。


by polimediauk

毎日謝罪―2 やっぱり経営陣が?

 21日朝、欧州メディアのニュースを送ってくるメールの中に入ってきたのが、毎日の謝罪の記事で、ジャパンタイムズ、とあった。しかし、開いてみると、共同の英語版だった・・・。

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20080721a6.html

 中に新しいものはないが、最後に「性的な話題を載せればヒット数があがったので・・・」という箇所がある。コラムを書いていた人や編集長は彼らなりに一生懸命やっていたのか?やはり監督責任が重いような感じがする・・・。フランスのソシエテジェネラルのトレーダーの話をふと思いだした。どこにでも、また誰でも間違い(あるいは悪意ある行為)をする可能性があるとしても、間違いがどっかで直される仕組みになっていないとまずいだろう。(えらそうに言うけれども。)

 英国の新聞で扱っているところがないか、さっとだが見たのだが、今のところ見つからなかった。
by polimediauk | 2008-07-22 07:46 | 新聞業界