小林恭子の英国メディア・ウオッチ ukmedia.exblog.jp

英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 


by polimediauk

グーグル!!

 明日からしばらく自宅を離れる予定だが、著作権の話と、グーグルのストリートビューのことが気になっている(グルジアも大変なことになっているが)。

 ストリートビューの件、これは非常にいやである。ガーディアンでアンケートを7月にとっていて、これによると、65%が「いやだ」と書いてあった。グーグルの件は今後も調べ、頭を整理することを夏休みの宿題としたいと思う。かなりひどい感じがする。
 
 恐る恐るグーグル(UK)で自分の名前をタイプしてみると(日本語)、なんと、あるブロガーが、先日の毎日の謝罪に関するこのブログのコメントの一部を訳し、これに解説を加えて自分のブログ(英語と日本語が入り混じっているが、主に英語)に書いていた。要旨部分がきれいな英語に訳されてあった。ブロガーは日本に住む大学院生で、翻訳家でもあると言う・・・。知らないところで英文に訳されていたなあと、(馬鹿みたいだが)改めて、ネットは本当に公の場だといまさらながらに思った次第。自分も、英語のブログの内容をここで一部翻訳したり、紹介したりしているので、逆のことが起きても不思議ではなかったのだけれど。とにかく、いろいろなことが起きているものだ。

(追加:8・25)
私のブログに書いたことは、基本的に、どんどん利用・参考してください。翻訳でも、一部引用でも。(反面教師、というのもありますね。通りがかりさんにも指摘されましたが、日本語+英語、ともにまだまだ勉強中です!)すべて常識の範囲内(全文を無断引用ということはあり得ないでしょうし)で、もし新聞記者の方で参考にされる場合、やはり「そのまま」、出典を明記されず出されるとつらいものがありますが。情報の共有がブログの目的です。

 

by polimediauk | 2008-08-11 07:50 | ネット業界